2014年 J1残留争い ～第30節終了時～

2014年のJ1は第30節までが終了し、残り4試合。
現在（第30節終了時）の状況及び今後の日程等を見てみよう。

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■ 残留争いの現況（第30節終了時点）

第30節終了時点で下位にいるチームは仙台、甲府、大宮、清水、徳島、そして不本意ながら我らが大阪である。
既に徳島の最下位とJ2降格が決定しており、残る降格枠は2。

残り試合が少なくなってきた中、下位チームはJ1残留の為にさらなる激しい戦いを繰り広げている。

★J1第30節残留争いチームの試合結果★

横浜M 0-0 大阪

仙台 1-2 柏

神戸 2-1 大宮

清水 1-3 広島

甲府 2-1 川崎

徳島 0-2 名古屋

第30節、どのチームも残り5試合という事で激しいサバイバルゲームを繰り広げた。
まず昼間に仙台がホーム・ユアスタで柏に、大宮がアウェイで神戸に共に敗れた。
特に仙台は同点のまま試合を優位に進めながらもアディショナルタイムに失点、勝ち点を伸ばせなかった。

昼間の試合の結果を受け、プレッシャーと希望が入り混じる中、残る下位チームの試合が19:00から行われた。

そんな状況の中、我らが大阪はアウェイ・日産スタで横浜Mと対戦。
仙台と大宮が敗れ、ここで勝ち点3を獲って得失点差のアドバンテージで一気に順位をひっくり返したかったところだが、今年の課題である攻め手に欠け、試合途中から勝ち点1を取りに行く安全策に切り替えた事もあり結果はスコアレスドロー。 勝ち点を1伸ばしたのみにとどまり、内容も相まって甲府との直接対決を前にもやもやが残る試合となった。

その他19:00からの試合は清水と甲府がそれぞれホームで広島、川崎と対戦し、こちらははっきりと明暗が分かれた。
清水は広島に1-3と大敗。 一方で甲府は粘りを見せ2-1と川崎に勝利。
残留争いをしている下位チームが勝ち点を伸ばせない中、甲府の一人勝ちという形になった。

尚、勝てば残留の目安である勝ち点40に到達する名古屋はアウェイで最下位・徳島と対戦。
確実に勝利し、残留争いからはほぼ脱出した。

★J1残留争い順位表（第30節終了時）★

順位	変動	チーム名	勝ち点	勝	分	負	得点	失点	得失差
12位	→	名古屋	40　[+3]	11	7	12	39	42	-3
13位	↑	甲府	33　[+3]	7	12	11	22	30	-8
14位	↓	仙台	33　[±0]	8	9	13	29	43	-14
15位	↓	大宮	31　[±0]	8	7	15	39	55	-16
16位	↓	清水	31　[±0]	9	4	17	36	53	-17
17位	→	大阪	30　[+1]	7	9	14	31	36	-5
18位	→	徳島	13　[±0]	3	4	23	15	69	-54

※枠内水色のチームは降格圏内確定

この結果、13位以下の残留争いチームの中で唯一勝利した甲府が16位から一気に3チームをごぼう抜きし、13位までランクアップした。

今節敗れ勝ち点を伸ばすことが出来なかった仙台、大宮、清水の3チームはそれぞれ1つずつ順位を落とした。

我らが大阪は何とか勝ち点1を上積みしたものの依然17位のまま。
悔やまれるドローゲームになった。

前節に縮まった各チームの勝ち点差は今節の結果により更に縮まり、13位甲府から17位大阪までが勝ち点差3の間にひしめき合い、1試合で順位が大きく変動する状況になり、残留争いはますます混迷をきわめてきた。

一方12位の名古屋は勝ち点40に到達し、13位甲府とは勝ち点7差に。
ほぼ残留争いから脱出したと言っていいだろう。


残留争いは13位以下17位までの5チームによる残留枠3（残る降格枠は2）をめぐる争いに絞られた。

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■ 残留争いの今後（第30節終了時点）

では日程を見ていこう。
対戦表一番右の『最大勝ち点』とは残り4試合を全勝した場合の勝ち点数である。

★2014 J1残留争い残り試合対戦表（第30節終了時）★

チーム (現勝点)	31節 (11/2)	32節 (11/22)	33節 (11/29)	34節 (12/6)	最大 勝ち点
名古屋 (40)	F東京 (H)	清水 (A)	大宮 (H)	浦和 (A)	52
甲府 (33)	大阪 (A)	広島 (H)	F東京 (H)	清水 (A)	45
仙台 (33)	吹田 (A)	大阪 (H)	徳島 (H)	広島 (A)	45
大宮 (31)	広島 (A)	柏 (H)	名古屋 (A)	大阪 (H)	43
清水 (31)	川崎 (A)	名古屋 (H)	柏 (A)	甲府 (H)	43
大阪 (30)	甲府 (H)	仙台 (A)	鹿島 (H)	大宮 (A)	42
徳島 (13)	柏 (A)	鳥栖 (H)	仙台 (A)	吹田 (H)	25

※大阪以外のチームの背景が緑色の試合はホームゲーム

第31節、一番の注目試合は何と言っても我らが大阪と甲府の直接対決だろう。
引き分け数の多さが物語っているように、甲府は負けないサッカーをしてくるチームだが、ここに来て川崎に勝利するなど、持ち前の粘り強さを発揮している。
大阪としてはずっとすぐ上にはいるものの、長い間抜けそうでなかなか抜けなかった甲府を追い抜くこの上ないチャンス。 ホームの甲府戦では分が悪い大阪だが、どんな試合になろうと勝てば勝ち点で並び、得失点差で100％甲府より上の順位に行ける。


更に今節は一番早い試合開始時間（13:00キックオフ）なので勝てば他のチームにもプレッシャーをかけることが出来る。


これはもう勝利しかない!!!☆☆☆


その他の残留争いのライバルチームは仙台が吹田（13:00K.O.）、大宮が広島（16:00K.O.）、清水が川崎（16:00K.O.）といずれも上位陣との対戦である。
大阪としては今回も勝つことに全力を尽くしつつ、今節も残留争いチームの対戦相手の勝利を期待したい所だ。







最後に、残留するまで言わせていただきます。

ウチ残留しますから !!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

dミ(°(▼)°)彡b

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★関連リンク★

■ J1リーグ順位表（Jリーグ公式サイト）

■ J1降格ラインの考察（NEVER まとめ）

■ コラム：J2降格危機に瀕するセレッソ大阪に今、必要なこと（Goal.com）

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2014年 J1残留争い ～第29節終了時～

2014年のJ1は第29節までが終了、残り5試合。
現在（第29節終了時）の状況及び今後の日程等を見てみよう。

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■ 残留争いの現況（第29節終了時点）

第29節終了時点で下位にいるチームは仙台、甲府、大宮、清水、徳島、そして不本意ながら我らが大阪である。

★J1第29節残留争いチームの試合結果★

大阪 3-1 徳島

名古屋 0-0 仙台

大宮 2-3 横浜M

清水 2-1 新潟

浦和 0-0 甲府

第29節、我らが大阪は勝ち点を落とせない状況の中、最下位徳島との裏天王山を迎えた。
大阪は勝ち点3を獲らねば残留がいよいよ厳しくなる、一方の徳島は結果如何によっては今節でJ2降格＆年間最下位が確定してしまう、というお互いに後が無い状況であった。
大阪は早い時間帯に徳島に先制を許すも前半の間にオウンゴールで追いつき、さらに後半逆転。
染谷の退場など苦しい場面もあったものの3-1で勝利し、勝ち点3を獲るというミッションを達成、次節以降に望みをつないだ。

他会場では残留争い脱出を狙う両チームによる直接対決だった名古屋と仙台が引き分けた為どちらも残留争いのエリアから抜けきれず、好調だった大宮は横浜M相手に2-2の同点のまま試合を進めるも勝ち点1GET目前の試合終了直前に失点、手痛い黒星を喫し連勝は3でストップ。
清水はホームで新潟相手にアディショナルタイムに決勝点をあげ、劇的な勝利。
甲府はアウェイ・埼スタで首位浦和相手にスコアレスドローで貴重な勝ち点1をもぎ取った。

★J1残留争い順位表（第29節終了時）★

順位	変動	チーム名	勝ち点	勝	分	負	得点	失点	得失差
12位	→	名古屋	37　[+1]	10	7	12	37	42	-5
13位	→	仙台	33　[+1]	8	9	12	28	41	-13
14位	→	大宮	31　[±0]	8	7	14	38	53	-15
15位	↑	清水	31　[+3]	9	4	16	35	50	-15
16位	↓	甲府	30　[+1]	6	12	11	20	29	-9
17位	→	大阪	29　[+3]	7	8	14	31	36	-5
18位	→	徳島	13　[±0]	3	4	22	15	67	-52

※枠内水色のチームは降格圏内確定

この結果、順位的には甲府と清水が入れ替わったのみにとどまったものの、13位仙台から17位大阪までの勝ち点差が再び縮まり、まだまだ1試合で順位が入れ替わる気の抜けない激しい残留争いが続く事となった。

尚、今節大阪に敗れた徳島は今季の最下位とJ2降格が確定した。
第1節から一度も順位を上げられずずっと最下位となったチームはJ1史上徳島が初である。

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■ 残留争いの今後（第29節終了時点）

では日程を見ていこう。
対戦表一番右の『最大勝ち点』とは残り5試合を全勝した場合の勝ち点数である。

★2014 J1残留争い残り試合対戦表（第29節終了時）★

チーム (現勝点)	30節 (10/26)	31節 (11/2)	32節 (11/22)	33節 (11/29)	34節 (12/6)	最大 勝ち点
名古屋 (37)	徳島 (A)	F東京 (H)	清水 (A)	大宮 (H)	浦和 (A)	52
仙台 (33)	柏 (H)	吹田 (A)	大阪 (H)	徳島 (H)	広島 (A)	48
大宮 (31)	神戸 (A)	広島 (A)	柏 (H)	名古屋 (A)	大阪 (H)	46
清水 (31)	広島 (H)	川崎 (A)	名古屋 (H)	柏 (A)	甲府 (H)	46
甲府 (30)	川崎 (H)	大阪 (A)	広島 (H)	F東京 (H)	清水 (A)	45
大阪 (29)	横浜M (A)	甲府 (H)	仙台 (A)	鹿島 (H)	大宮 (A)	44
徳島 (13)	名古屋 (H)	柏 (A)	鳥栖 (H)	仙台 (A)	吹田 (H)	28

※大阪以外のチームの背景が緑色の試合はホームゲーム

第30節は残留争いチーム同士の直接対決は無く、各チームとも中上位のチームとの対戦になる。


我らが大阪はアウェイ、日産スタで難敵・横浜Mと対戦する。
近年アウェイでの横浜Mとの対戦は何かモヤっとする内容続きで、かつ通算成績が1勝3分け4敗と鬼門の日産スタになるが、全部勝ちに行かねばならないこの状況ではそんな事も言っていられない。
この試合が終わると甲府、仙台と直接対決の連戦になるだけに、少しでも優位に立つためにもここは開き直って全力で挑み、勝ち点3を是非とも大阪に持ち帰って来て欲しい。


J2降格が決まった徳島はホームで名古屋と対戦する。
今季未だポカスタでの勝利がなく、降格が決まったが逆に開き直ってホームで意地を見せたい徳島と、勝てば残留の一応の目安・勝ち点40に到達し、ここで残留争いから1抜けしたい名古屋の熱い戦いにも注目が集まる。


その他の残留争いチームは仙台が柏、大宮が神戸、清水が広島、甲府が川崎と対戦する。
この内、大宮以外のチームは全てホームでの試合となる。
柏、神戸、広島、川崎共に1つでも上の順位を虎視眈々と狙って激しく順位を争っているチームなだけに取りこぼしはしたくないところだろう。
大阪としては横浜Mに勝つことに全力を尽くしつつ、今節も残留争いチームの対戦相手の勝利を期待したい所だ。







最後に、毎度おなじみですが

どういう展開になろうと、ウチ残留しますから !!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

dミ(°(▼)°)彡b

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★関連リンク★

■ J1リーグ順位表（Jリーグ公式サイト）

■ J1降格ラインの考察（NEVER まとめ）

■ コラム：J2降格危機に瀕するセレッソ大阪に今、必要なこと（Goal.com）

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［文・コスモス総帥］

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